人間は両眼を持って物体像を認識しています(両眼視機能)。両眼とも1つの物体を同時に目の一眼の奥の網膜に像を映し1つの物に融像しています。このような状態を同時視ともいいます。深視力は、この融像視と違って、左右の眼にそれぞれの網膜に映った像の位置が異なることで遠近感を感じる事により運転時の物体の位置が把握できるのです。
1)裸眼視力か矯正視力が悪く、3本の棒が明視できない場合 2)深視力検査の内容が、認識できていない場合 3)両眼視機能が不都合な場合
1の場合は、遠用の矯正をおこなう 例えば、近視、遠視、乱視の補正をおこなえば深視力は合います。 2の場合は、1度体験する事で認識していただく事ができます。 3の場合は、両眼視機能が、補正できる場合とできない場合があります。 できる場合としては、斜位という眼位の異常や輻輳(眼筋の内寄せ)の不完全などによって両眼視が低下している場合は、眼鏡による両眼視機能の矯正や訓練によって改善されると思います。できない場合としては、眼のケガや病気により片眼の視力が著しく低下している場合や斜視によって同時視ができない場合が考えられます。